2015年11月23日リーダーミーティング、音楽活動戦略コンサルタント大関勇気の基調講演「音楽活動をおカネに換える仕組みづくり」を公開します。
音楽活動を続けていくためには、続けていくためのマインド(考え方)、ビジョンを共有できる仲間、最低限のおカネが必要です。
今回は「音楽活動をおカネに換える」という難しいテーマに挑戦しました。
音楽活動戦略コンサルタント大関勇気 基調講演
「音楽活動をおカネに換える仕組みづくり」
収益の考え方
基本的におカネ、収益をあげるためにやることは3つです。
・新規顧客を増やす
・購買頻度を増やす
・客単価を上げる
この3つの掛け算で収益は成り立ちます。
集客×リピート率×単価=収益
この考え方で、収益を2倍にするなら
1.26×1.26×1.26=2.000376
となります。
だから、どれもちょっとずつ伸ばせばいいんです。
ということは、まずやることは商品を作ることです。
当然ですが、売るものがなければ、どんなに集客できても収益はゼロです。
ですので、まずはコンテンツファースト、商品を作りましょう。
集客の法則
商品を作ったとしたら、次に集客です。
そこで集客の法則を理解しましょう。
(1)出会
⇓
(2)知る
⇓
興味
調べる
⇓
(3)1回目の購買行動(CD、ライブ)
⇓
(4)ファン(リピート)
出会って知ってもらって、興味を持った人が調べて、購買行動を起こすという流れを意識しましょう。
そこで大事になってくるのが、出会った相手に興味を持ってもらえるかです。
何を伝えて興味をもってもらうかを考えましょう。
何で儲けるか。ビジネスモデルを作る。
興味を持ってもらえる伝え方、アプローチができるようになったら、集客と同時に収益を上げていけば音楽活動を軌道に乗せることができます。
集客の法則において一番難しいのは、2→3への最初の購買行動を起こすきっかけを与えることです。
それをクリアするために、コンテンツを2つ用意します。
一つは集客するためのコンテンツ。
もう一つは利益を上げるためのコンテンツ。
最初の購買行動を促すきっかけとなる商品で、お客さんを獲得します。
次にもう一つの利益を上げるコンテンツを投入することで、利益を上げることが可能になります。
今回は、このような仕組みを一例として提案しました。
音楽活動はミュージシャンという人間が中心で成り立ちますので、そのやり方はそのミュージシャン各々です。
試行錯誤しながら、自分の活動にあったビジネスモデルを作ってもらいたいと思います。
【音楽活動戦略コンサルタント 大関勇気 プロフィール】
musician’s Agent Club代表。
音楽ユニットPlace In The Sunのギタリスト、インディペンデントレーベルG-placeを主催するなど、独立した音楽活動を行い、CDの全国流通、アーティストサポートなど幅広く音楽ビジネスを展開する。
その後、音楽活動戦略コンサルタントして音楽活動支援に乗りだし、音楽家の自立とセルフマネジメントをテーマに、ブランディング、集客などの音楽活動戦略を提案し、講演活動や執筆活動を始める。
(詳しくはコチラ)
ブログ「音楽活動は会社経営だ!!」
http://ameblo.jp/artist-field/
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