フリーランスとしての「プロ」とは
プロとはなんだろうか?
プロという言葉には二面性がある。
「さすがプロですね」と言われるようような場合は、スキルのことを言っていることが多いだろう。
一方で、その仕事の収入だけで生計を立てているという側面もある。
この二面性のどちらも兼ね備える必要があるのではないだろうか。
スキルや収入を上図のように三段階わけてみる。
このうち世の中のプロと呼ばれる人は、スキルと収入の両方を満たしている人ではないだろうか。
上図で言えばA,B,D,Eにあたる人たちである。
次にプロになるために、どういった道をたどるだろうか。
おそらく次の流れである。
最初は誰もが、Iの位置。スキルも収入もないところから始まるだろう。
そして、スキルを磨いてHにたどり着き、次に収入を得てEへ行く。
頑張る方向を間違ってはいけない
ミュージシャンとして頑張っているのはわかるが、その方向を間違ってはいけない。
例えば、スキルを磨いてHに行ったとき、次にもっとスキルを磨いてGを求めても(H→G)、収入につながっていなとしたら効率が悪い。
逆に、全くスキルがないのに稼ぎたいとFを目指しても(I→F)難しいだろう。
練習もしていないのに稼ぎたい、何もしていないのに集客しようとしても愚問だ。
まずは、Eに入りプロになる。
その後、EからBへ行くか(E→B)、Dへ行くか(E→D)のキャリア形成は、人ぞれぞれの考え方によるだろう。
(つづき:「音楽を仕事にする方法」)
音楽系の映像撮影を行うフリーランス 宮原那由太 プロフィールはこちら
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