支援者を作ること

支援者を作ること

音楽活動を支えてくれる支援者の存在はありがたい。

念のため補足しておくと、支援者といっても、お金出してくれるスポンサーという意味ではない。
お金だけに限らず応援する方法はある。

では、支援者とはどのようなものか、そしてどうやって作っていけばいいのかを考える。

ファンと支援者の違い

支援者とは、ファンとは違う。

どちらも応援してくれるという点では同じだが、そこに利害関係があるかないかという点で違う。

ファンは見返りを求めるが、支援者は見返りがなくても応援していくれる。

ファンは期待値に合わなかったら、離れていく。自分の欲求が満たされなければ、満たしてくれる他者を応援するようになる。

だが、支援者は見返りはなくとも応援する。

こどもの頃、友達に勉強教えたり、教わったりしたことはないだろうか。
それで、見返りを求めてお金を請求したり、されたりははしないだろう。
ただ友達だからという理由で応援したいから勉強を教え、教わったはずだ。

商品やサービスを受けることで得られるベネフィットだけでなく、それを提供する人に対して応援してくる存在が支援者なのである。

支援者の作り方

当然だが、支援者を大事にしなければならない。

ただ、支援してくれるなら誰でもいいというわけではなく、支援してもらうかどうかの判断基準は必要になる。

そこで、支援者の条件についてふれると、お互いに善意の関係が築けるかどうかにある。

次のように人を3つの郡の分けて考えてみよう。

1.被害者意識タイプ(他人依存タイプ)

誰かに言われて動くタイプ。自分はやらされているという被害者意識があり、主体的ではない。愚痴をよく言うひともこの郡に入る。

2.GIVE&TAKEタイプ

見返りを求めて動くタイプ。逆に言えば見返りがなければ動かないし、離れていく。
ファンがこれにあたる。

3.善意タイプ

見返りではなくとも、自分が好きなもの、良いと思うものを応援する。親子関係も善意にあたる。親はこどもに見返りを求めずに愛するものである。

以上の3つの郡の中で、関係を築くのは、3.善意タイプである。

また、善意な人と良好な関係を築こうとしたらどうするかというと、自分も相手に対して善意でいることに他ならない

支援者の作り方

最後に支援者になってもらうためのとるべき3つのアプローチについて解説する。

1.好きな人をピックアップする
2.相手に会って、自分の活動について話す。
3.特別扱いする

1.好きな人をピックアップする。

支援してもらう人を自分も好きでなければならない。
好きな相手でなければ善意の関係を築くには難しいからだ。

2.相手に会って、自分の活動について話す。

1でピックアップした人に会って、自分の活動について理解してもらう必要がある。
極端だが、悪いことをしようする人を支援することはない。
だからまずは自分の活動について知ってもらおう。
何故それをやるのかという目的や、何故それをしたいのかという想いをぶつけるといいだろう。
そうした人の志に対して人の心は動くものだ。
たた金儲けといった利潤を追い求めるだけでは、GIVE&TAKEの関係性になりかねない。

3.特別扱いする。

支援者が大事であることは理解できただろう。
そして、その支援者に対して自分も善意でいなければならない。

特別扱いというの言葉にひっかかりを持つ人もいるかもしれないが、では何故コンサートに関係者関というのがあるのだろうか、株主を優待するのだろうか、などを考えてみてもらいたい。

イベントがあれば、支援者を招待したり、特典をつけたり、相手に合わせて日程調整をするぐらいでもいい。

そうした善意の行動を自らも見せることが大事だ。

すると支援者も自然と善意の行動に出るものだ。

もう一度言うが、善意の関係性を築くこと。

支援者が何人かいることで、活動は活性化していく。

音楽活動の方向性としては、このように密着していくか、海外も視野に入れて市場を広くするかの2通りがある。

ネットによって全世界への発信ができるようになったため、物理的なハードルは下がった。
だから、海外展開を考えるのもいいだろう。

もしくは、今あるつながりを深くして関わることで、活動を支えてもらうのもいいだろう。

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